自分で薪を集めて焚いている人なら、ホコリや蜘蛛の巣、粉を吹いた薪に出会った経験があると思います。 できる事なら綺麗な薪で焚きたいですよね。
綺麗な薪とは
綺麗な薪を私なりに定義すると「虫・ゴミ・塵・カビなどが付着してなくて日焼けしていない十分に乾燥した薪」となります。
屋外乾燥の現実
このような薪を手に入れるには屋内(倉庫・納屋・ビニールハウス等)で乾燥させないと無理です。屋根があっても屋外となると、どうしても塵等が付着します。風通しが悪いとカビが生えて苔も生えてきます。日焼けは無理と言っていいでしょう。
薪には塵以外に虫も付きます。キクイムシは薪を食い散らかして粉を発生させます。特にスギなどの皮の下に住みつきます。出来れば皮を剥いて乾燥させたいですね。また、ゴキブリも結構います。コナラなどでよく見かけます。
理想とする綺麗な薪に近づけるためには
こまめに手入れするしか無いと思います。
- 風通しの良い場所に棚を作る
- 薪を積む際は詰め込み過ぎず風を通す隙間を設ける
- 薪棚に雨が当たらないよう屋根を設ける
- 皮を剥ぐことができる木は皮を剥ぐ
- 適時薪棚の薪を積みなおす、その際に虫や汚れを落とす
汚れた薪を部屋に入れない
少しでも綺麗な薪を使うためには、屋外の薪棚から部屋に入れる際に汚れを落とすしかないと思います。
汚れを落とす方法として、ブラシでゴミや塵を落としたりエアーコンプレッサーで吹き飛ばす等が現実的ではないでしょうか。私の場合はタワシで汚れと塵を落としています。
まとめ
薪は放置しておいても均一に乾きませんので風通しを良くするのが一番ですね。そのためにも面倒ですが薪の積み直しは効果があると思います。12月に入り積み直しをしていますがゴキブリ潜んでいました。この時期はゴキブリも動きが鈍いので駆除が簡単です。
薪が粉だらになるキクイムシの被害も放置できません。綺麗な薪を使うためには手間が掛かりますが、この手間を惜しまないことが必要だと思います。
綺麗な薪を使うのであれば、手間と時間が節約できる購入も有りだと思います。むしろ購入した方がコスト的には安いのかもしれません。
でも、薪割りが趣味の私には考えられません。