薪ストーブ用の薪を確保するために伐採をすると多量の枝が出る。直径3㎝未満は山に置いて来たとしても枝の量は半端でない。
私はこの枝を割るか、割れない物は樹皮に傷を入れている。
割ることにこだわるのは、焚いた時に発生する煙と臭いを抑えるためである。
先日、水分量計で計測したので紹介します。
樹種はマでテバシイで、2019年1月までに直径3㎝以上の太さの物を長さ約35㎝の長さにし、6ヶ月ほど山の中に積んで自然乾燥させ自宅に回収し、1ヶ月ほど自然乾燥させたもので計測した。
計測には水分計を使用した。(アズワン株式会社の水分計M-290を利用)
直径3㎝、4㎝、5㎝、6㎝の枝各2本を薪割り斧で割り、断面を水分計で計測した結果以下のようになった。
3㎝:20%以下
4㎝:30%以上
5㎝:30%以上
6㎝:40%以上
樹種にもよるでしょうが、直径3㎝以下の枝は、1年程度自然乾燥すれば十分焚けるが4㎝以上の枝は長さを揃えただけでは、乾燥が不十分である。割れる物は割るか、皮を剥く、皮に傷を入れて乾燥を促す必要がある。
乾燥にこだわっているので、どうしても枝を割ることになる。