皆さんの薪の長さは何㎝でしょうか。私の作る薪は長さ35㎝を基本としています。今回は、薪の長さについて考えてみます。
長さ35㎝の理由
長すぎず、短すぎないのが35㎝です。
火室内に入れやすい
我が家の薪ストーブには横にした場合50㎝までは余裕で入りますが、ぎっしり詰めても燃えにくいのでおさまりが良い35㎝です。

割り易い
薪割りの難易度も40㎝と35㎝では違います。言うまでもなく短い方が割り易い。薪割りの5㎝の差は侮れません。

乾燥させる時間が短い
短い分だけ乾燥が早い。長さ方向が短いため必然的に縦横のバランスが悪い大割が無くなります。薪の体積は小さい分乾燥が早まります。1シーズンで焚けるようにしているので非常に重要です。

1シーズンで乾燥させるため断面積を大きくする。
積みやすい
15㎝や20㎝では、薪棚に積みづらくなるだけでなく高く積めない、積んでも崩れる。

20㎝以下は積みづらく収まりが悪い。
適度な重量
当然ながら、薪の長さは重量にも影響します。 40㎝超では重量があるので薪棚の強度も必要になります。

未乾燥の薪は重い。
運搬が容易
運搬の際に使うカートに横積みができる丁度良い長さである。

問題点
自力調達のため長さをある程度揃えるとどうしても端材がでます。5㎝・10㎝がゴロゴロでます。

端材は無理に積まずに網に入れて保管する。
まとめ
薪の長さは人それぞれでしょう。1シーズンで乾燥させて焚けて扱い易い長さが35㎝となりました。ちなみに、14インチガイドバーの長さは約35㎝です。
