パソコンの掃除していますか? 外側は簡単だが内部の掃除となると億劫ですよね。実は内部の掃除は大切です。
なぜ内部掃除が必要なのか
快適に使うため
パソコン内部で一番熱が発生するのはCPU(プロセッサ)部分である。そのため、大きなヒートシンク(放熱器)とファンがついている。ここがホコリで汚れるとCPUを含む内部温度が上昇する。
CPUの温度が上がると壊れなように動作速度を抑える。動作速度が抑えられるとパソコンの動きが緩慢になる。また、冷やそうとするためファンが常時回り回転数も上がるのでうるさい。
内部はホコリで一杯
殆どのデスクトップパソコンは、ファンを使いCPUの熱を吐き出している。そのため、吸排気部のスリットにホコリが付着している。
厄介なのは、CPUの熱を吐き出すファンとその下にある放熱器のフィンに沢山のホコリが付着している。
家庭用パソコンにおけるホコリの特徴
仕事で沢山のビジネス用パソコン内部を見てきたが、家庭用パソコンの方が汚れている。
家庭用パソコンの汚れは、綿埃が殆どでヒートシンクのフィンは詰まっている。
原因は、絨毯やカーペットなどからの繊維屑にあるよである。フローリングの床の場合は少ないが間違いなくホコリだらけであろう。我が家のデスクトップパソコンがそうであった。
写真は、2018年11月に掃除をし使ってたが、2019年9月に蓋を開けると御覧の通りフィンにホコリが詰まっていた。
内部はどうやって掃除をするのか
刷毛と掃除機でホコリを吸い取りる。エアダスターが効果的の思えるが、ホコリが飛散しとんでも無い事になる。エアダスターを使う場合は、あらかじめホコリを掃除機であらかた吸ってから、ホコリが飛散しても問題無い場所で吹くことおすすめする。
やってはいけない事
CPUに固定されているヒートシンクは外さない。一般的にはファンと一緒にネジを緩める事で簡単に外れるが、CPUとヒートシンクはシリコングリスが塗ってあり密着させてあるので、一度外して付け直すと隙間が出来て放熱効率がおちる。
ヒートシンクを外す場合には、塗布してあったシリコングリスを綺麗に拭き取り新しいグリスを塗布し直す。
まとめ
ホコリを取り事で、サクサク動きファンも不用意に回らないため快適に使えます。ちょっと面倒ですが蓋を開けてみてはいかがでしょう。