もちろん、無料で手に入れる事ができます。でも、大概の場合家に居ても届けてくれませんので、集めに行く事になります。
この記事は、薪ストーブの導入を検討し自力調達を予定している方に向けて書きました。
時間を確保ができますか
薪を集めて持ち帰るだけの時間の確保することが必要です。簡単そうですが実は一番難しいことなのです。子供に手が掛かるうちはこの時間の確保が難しいです。
幼稚園児や小学生・中学生の親御さんの場合だと行事が頻繁にあり、休日はそちらに取られたりします。また、仕事の疲れを癒す時間である休日を薪集めに割くことになります。
高校生位になれば、行事関係は減るでしょうが、主に薪を集めるお父さんの仕事はより責任ある立場になり、貴重な休日を薪集めのために割けるのでしょうか。
自分の都合だけではダメ
自然
今度の休みは、薪集めと決めていても、そう簡単にはいかない。天気が悪く、雨や雪でも降っていたら計画が狂います。冬場、毎週末雨の年があり苦労した経験があります。結局春までに必要とする量を集めらなくて夏まで掛かりました。
こうなると負のスパイラルです。計画が全て変わりますし、暑い夏の労働は体力の消耗が激しく熱中症のリスクも高く体に悪い。それに加えて集めた薪の乾燥が甘くなります。
相手
相手がある場合はどうでしょう。頂ける木は誰かの土地に置いてある訳ですから、いつでも好きな時に持ち帰る訳にはいきません。相手の立ち合いが必要になる場合がほとんどです。
伐採現場は、平日は作業の人が居ても休日となると無人です。無人でも良い場合は、予め調整をしておく必要があります。一度ご挨拶をして顔を合わせておけばトラブルも起きません。
私の周りでは
ここまで、マイナスの部分ばかりを書きました。あえて書いたのは、実際に最初の1年か2年は焚いたがその後は止めている人が周りに沢山います。薪ストーブを焚くことを楽しむのであれば薪を購入して楽しむ方法もありですね。
趣味にならないと無理かも
無料の薪は手に入りますが、手に入れる手段が簡単ではないのです。先にも述べたように時間の縛りがあるため、薪ストーブを暖房に使おうと思ったら冬場の生活の大半を薪集めに使うことになります。
薪となる材料を集めただけでは、薪ストーブは焚けませんから斧や薪割り機で割り乾燥させる必要があります。この時間と労働も忘れてはいけないファクターですね。
でも、本当に暖かいですよ。
辛口に書きましたが、本当に暖かいです。