薪ストーブ初心者のあなたへ おすすめの斧

薪割り
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ヘルコ スプリッティングマスター DT-6がおすすめです

今、メインで使っているのがこの斧で2本目になります。1本目は柄が折れてしまし、暫く和斧を使っていましたが、この斧の割れ方が好きで再び購入して使っています。

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シーズン当たりに割る量

薪ストーブを使い始めて8年になります。薪ストーブは冬場の主暖房ですから、1シーズンで焚く薪は4トンほど焚きます。使う薪は全て斧で割っています。

薪置き場が広く取れないので、焚きつけのスギ以外、細い枝も割れるものは殆どこの斧で割っています。枝も割ることで乾燥が早くなるため極力割っています、そのため薪棚にある、丸い状態のものは指の太さ位の枝くらいです。そこまでやるかといった具合で割っています。

ケヤキとコナラを割る動画

ヘルコ スプリッティングマスター DT-6をお勧めする理由は3つ

・刃がクサビのような形状である

・柄の長さが丁度良く刃先に力が集まる

・ドイツ製で評判が良い


刃がクサビのような形状である

刃の形状がクサビのようで、刃先から食い込んで引き裂く感じで割れます。そのため和斧のように刃が玉に刺さり抜くく薪割りの効率が良いです。

柄の長さが丁度良く刃先に力が集まる

柄の長さとヘッド重量のバランスが良く、振り下ろす力が刃に集中することで割り易く扱い易い。柄の形状も曲線的で握り易い、この形状も割りやすさに貢献していると思います。

ドイツ製で評判が良い

安定のドイツ製で品質が良い。数ある斧の中でも評判の良い斧、それは 沢山の人が良いと認めたということです。 

ここは注意して下さい

ヘルコ スプリッティングマスター DT-6  柄の交換は難しい

交換用の柄も販売しているようですが、私は交換を諦めました。

斧の柄を外す事が難しい(簡単に外せない)、柄とヘッドの固定には丸い返しの付いたクサビと溶かした樹脂で強固に固定してあります。

ヘッド部分を残し柄を切断した後、そのまま水に浸けてふやかしました。ふやけた状態の木の部分をドリルで沢山穴を開けて掻き出すようにして木の部分を取り出しました。

柄からヘッドを外すには一苦労します、ヘッドを外す動画

斧の柄が折れた際に、修理をして欲しいと購入したホームセンターに持ち込みましたが断わられました。交換用の柄も販売していますが、簡単に外れないように取付けらる自信が無いので交換したことはありません。

斧の柄を保護する

薪割りをしているとどうしてもミスヒットをします。このミスヒットが柄の付け根部部分に集中し柄が折れることになります。

薪割り斧を長く使うために、柄の付け根に金属を被せたり針金を巻いたりと皆さん工夫をされています。私の場合、下の写真にグラスファイバーで保護しています。水で濡らして巻き付けるだけで固着するため簡単に出来て効果が高いです。

グラスファイバーを柄に巻く動画

薪作りに手斧(ハチェット)ではだめ?

無理です。手斧はデザイン性も高いが、長さが30cm〜40cmある玉を割るのは難しいし危険です。ハチェットで割れるのは直径10センチ程度まででしょう。

ハスクバーナ H900 の動画

手斧で苦戦するような玉でも柄の長さが80cm前後の斧は、ヘッドの重さと振り下ろす慣性の力で簡単に割れます。 

 


クサビは要らない

斧があればクサビは要らない。クサビがあると便利に思えますが、実はクサビは要らないのです。


なぜ、要らなのか

斧で割れないから使うものですが、クサビはデメリットが大きいんです。

クサビを打ち込むためにはのハンマーが要ります。ハンマーっていい値段しますし、重たいので割れるまでの体力が薪割りより必要となします。ハンマーは 斧で代用する事も可能ですが、 それなりに重量のある斧が必要となります。

一番のデメリットは、打ち込む音がうるさい割に割れるまでの時間が掛かるため生産性が悪いことです。

無理して割らずチェーンソーで斧で割れる長さまで短くするか、縦に切る事で解決できます。

薪割りの安全対策

薪割りももちろん身体を守るための安全対策をします。薪割りに潜んでいる危険とは?

・振り降ろした斧が足に当たる

・割った薪が飛んで自身の身体に当たる

・割った薪が飛んで自身の顔に当たる

・割った薪が飛んで人に当たる、振り降ろす斧が人に当たる

・薪割りをすることで腰を痛める 

振り降ろした斧が足に当たる

大きな薪割り台を安定した状態にして割ることが一番ですね。素振りをして体をウオーミングアップしてから割るのも良いと思います。

万が一に備え、足元は「安全靴」を履きます。ズボンは長ズボンを着用して足を守ります。

長靴タイプの安全靴が一番良いと思います。足元が沢山覆えるので木が転げてきたり、笹や枝があるところでも安心です。長靴はダメですよ。


割った薪が跳ねて自身の身体に当たる

服装は、長袖・長ズボンを着用し帽子を被り手袋を着用します。手袋は軍手は避けるべきです。軍手は滑りやすく斧が手から離れたり、割った薪の繊維が軍手の繊維の間から刺さったりする危険があるので、ゴム引きの作用手袋を着用しています。


割った薪が跳ねて自身の顔に当たる

薪割りをしていると、たまに破片が飛んできたりします。本当はフェイスガードが一番良いと思いますが、私の場合は保護メガネを着用しています。

 


割った薪が飛んで人に当たる、振り降ろす斧が人に当たる

基本は、人が回りに居ない場所で作業をします。とはいえ、通りがかりの人がいたりする場合もあるので周りに注意しながら割ります。

薪割りをすることで腰を痛める

正しい姿勢で割ります。大きな薪割り台を使い無理のない態勢で作業ができるようにします。割るときは腰を落とすように割るように心掛けています。

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