薪割りをしていると、「灯油は高いけど薪はタダでいいね」、なんて事をたまに言われます。
薪は購入していないので、確かにタダである。
タダを勘違いしないこと
この「タダ」を勘違いしている方はいらっしゃらないと思いますが、結構なコストが掛かっている。
私もブログで、「薪ストーブの薪は「本当に無料」で手に入るのか?」で、無料で手に入ると書いたが。確かに、薪を無料で手に入れる事はできるが、タダではない。
暖房器具のエネルギーとなる、電気や灯油等の価格と薪を比較した場合、薪が一番高額だとお思う。
薪となる木を手に入れ、燃料とするまでの手間や管理に結構な費用が掛かるのである。
初期投資
薪を保管するためのスペース要る。
薪を保管するための薪棚が要る。
薪の長さにするためのチェーンソーが要る。
薪の大きさにするための斧か薪割り機が要る。
怪我をしないで作業をするための安全装備を揃える。
消耗品
チェーンソーの燃料やソーオイルが要る。
チェーンソーの目立てをするためのヤスリが要る。
チェーンソーの刃が消耗品したら購入する。
薪割り機の場合は、そのための燃料もしくは電気が要る。
時間
一番コストが掛かるのが時間だ。この時間を単純に最低賃金の平均874円、1日当たり6時間、年間20日費やすとしてザックリ計算すると
874円/時間×6時間/日×20日=104,880円となる。
結構なコストが掛かる。