薪ストーブ初心者のあなたへ 薪のクオリティについて考える

整理した薪棚薪ストーブ
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薪のクオリティについて考えてみます。

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理想の薪とは

私が考えるクオリティが高い薪は以下の通りである。

着火が良く、熱量が高く、体積が小さく、軽く、火持が良く、割り易く、乾燥が早く、虫が付かない等が考えられる。

現実

残念ながらこのような薪は有りません。しかし、これに近づける事はできます。

理想の薪に近づけるためには

相反することが沢山ありますが、その手法を探ってみましょう。

原木の伐採

まずは、木の水分が少ない時期に原木を倒すことから始める。秋の彼岸から春の彼岸までを薪の伐採時期とする。

伐採

薪割り

伐採した木は早め玉切りし割る、冬場などは気温が低く暖まりたい時期であるが、この季節は湿度も低いので上手くすればシーズン中に焚くことも可能である。また、身体を動かしても体力の消耗が少なく動いた分身体が温まるのでこの時期は薪割りのベストシーズンでもある。

マテバシイとFiskars X25
マテバシイとFiskars X25


薪の体積と重さ

薪の乾燥が進めば水分が抜けた分収縮するので自ずと体積は小さく、重量は減る。薪を乾燥させる工程で、雨に打たせるようにすると薪が濡れて乾く事を繰り返され乾燥が加速される。

実際に水中乾燥を実践してみた。小さな玉を暫く水に浸けた後、自然乾燥させたものと玉切りし支援乾燥したものを比較すると水に浸けた玉の乾燥が早い事を水分乾燥で確認した。

枝の水分測定
枝の水分測定

着火の良さと熱量

これについては、薪の乾燥に尽きると思う。水分の多い薪は、燃焼時に薪が持つ水分が蒸発する時に気化熱を奪うため、温度の上昇を抑制し燃えにくくさせるため十分な熱が得られない。悪いことに、煙や臭いの原因のもなる。

よって、薪の内部までしっかりと乾燥させれば着火もし易く、十分な熱量が得られる。

穏やかな炎

火持の良さ

大割りにすれば当然火持も良くなるが、どうしても薪の内部まで乾燥させるための時間が掛かるので、火持の良さ=大割り とはならない。

火持ちの良い薪は、十分乾燥した繊維の細かい硬い木を焚くことで実現できるが、その薪を焚くためにはそれらを集めなければならないし、硬い木は割るための労力も大きいし十分な乾燥時間が要る。

熾火
熾火

割り安さ

割り易い薪はあまりありません。

「割り易い薪は?」と聞かれたら素直な部位と答えます。節がなく曲がりくねらず縦方向に真っすぐな部位が良いですね。割り易いと言われる針葉樹でも 節が多いものはなかなか割れない。中には絶望的なものも結構ある。そんな時は、玉を短くするしかないのでためらわず短くする事をお勧めする。

軽トラ1杯分の薪

虫喰い対策

薪に「キクイムシ」は付き物と云うくらい居ます。対策として実践している方法は以下の通りである。

薪棚の整理

皮が剥ぎやすいスギやヒノキは皮を剥ぐ

キクイムシは、薪の皮の下に住み着くので皮を剥げば対策となりますが、スギなどであれば容易に皮を剥ぐことができますが他の木は手間だけ増えて現実的ではありません。剥きやすい樹種はむいた方が良いでしょう。

スギの皮むき

薪棚の薪を積み直した際に駆除する

キクイムシの被害を確認する方法に薪棚の天地返しがある。私の場合、乾燥を均一にする目的もあり天地返しをしている。その際に、キクイムシを駆除している。


薪ストーブで使う薪の棚を整理しました
薪棚の整理に一日かかりました。
薪棚の整理 汚れた薪を1本ずつ綺麗にしていたら日が暮れました。

まとめ

薪は何と言っても、十分な乾燥に尽きる。十分乾燥した薪は、熱量が多く煙や臭いを抑えることができる。

十分乾燥した薪を使うには、乾燥に要する時間が必要となるが、薪を短くしたり大割をせず中割りや小割をするなど工夫することで可能である。雨に当て乾燥を促進させることも良い方法である。

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